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2011年3月10日 (木)

入試改革は2013年春以降に(特色化選抜存廃検討)

(2011年3月10日)

今朝の中日新聞・岐阜新聞に

県教育長の議会答弁の一部が掲載されていました。

(昨日から県議会の一般質問が始まっていたんですね。知らなかった(^_^;))

公立高校入試改革については

諮問会が来年度も引き続き検討し

実際に変更されるのは2013年春以降、

つまり早くて現中1(新中2)生から

とのことです。

来春受験する今の中2生の子たちは

現行制度のままと言うことになります。

 

・・・・・・ということで

渾身の力を込めて拍手(ぱちぱち)

拍手の意味についてはこちらをご覧ください。

 

誤解の無いよう、ここにも改めて書くと、

私は特色化選抜存続を希望しているのではありません。

むしろ特色化選抜については廃止してほしい

考えています。

弊害ばかりが目立ち、特に統一問題導入以後の普通科では

入試制度の趣旨そのものが完全に空洞化していますからね

(この辺りについてはまた日を改めてきちんと書きましょう)

しかし、今から来春のことを決める

あるいは未だに決まっていない、という状態について、

入試改革があまりに拙速であり、

来春受験する新中3生が可哀想であると

かねがね主張してきましたのです。

来春から制度変更を実施するが、

その内容は1年前の現在も未だ不明、というのでは

新中3生は、何をどう備えていいか分からないまま

徐々に迫り来る受験を意識しなければならないと。

これでは早い話、不安だけ募らせなさいと

言っているようなものです。

それは前回の記事でも書きました。

そしてこれまでの岐阜県の公立高校入試改革が

いつもぎりぎりのタイミングで決められ

制度改変の年の受験生を犠牲にしてきたことに対して

怒ってきたわけです。

それについてはここで書いたとおりです。

 

 

元日以来の今回の「入試改革」をめぐる流れを見ると、

私が見てきたこれまで十数年の県教育委員会の姿勢とは

明らかに違うものを感じます。

むろん、まだまだ開示してほしい情報もありますし

決定のプロセスについて意見がないわけではありません。

世間の情報公開の流れからすると

今の取り組みでも一周遅れ、二周遅れと言われれば、

その通りかもしれません。

さらに妄想をたくましくしていろいろな邪推をしようと思えばできるでしょう。

しかし、今までのことを思ったら、これは大変な前進です。

そういう意味で、今回のことは素直に評価したいと思います。
(私が評価したところで何と言うこともないでしょうけど。)

 

ともかく、これで来春の受験生は

現行制度、すなわち特色化選抜と一般選抜という

今年度と同じしくみを念頭に

受験準備が出来るということです。

がっかりした人もいるでしょうけど、

ほっとした人もいるかもしれません。

先に述べたように、

制度そのものへの思いは私にもあります。

しかし、今回の一連の流れが先例となって、

十分な時間をとり、情報公開しながら検討を進めることと

早めに決めて十分な周知期間をおくことが

入試制度を変更する上では当然のことである

ということになれば

今後の受験生にとっても、大きなことではないかと思います。

 

とりあえず、ここまで。

 

 

 

 

追記

 

とりあえず手元にあった中日新聞をもとに

上記内容を書いたのですが

岐阜新聞を読むと、県教育長の答弁の後ろに

「特色化選抜の存廃判断には踏み込まなかった」との

記者の注釈がついていますね。

そもそもの発端となった元日の記事が

岐阜新聞のもので、

「特色化選抜は廃止か」という部分が一人歩きしたという点を

意識してつけた文ではないかと考えます。

教育長が存廃判断に踏み込まないのは

諮問会に諮問している以上、当然のことなんですが、

それを敢えて書いたところを見ると(憶測は自粛しておきます)

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