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2011年11月26日 (土)

公立高校入試改革今後の注目点(シリーズ特色化選抜廃止)

今朝ほど書き上げたように、

2013年からの岐阜県公立高校入試は

特色化選抜を廃止して一本化するという結論が出ましたが、

まだまだ詳細が不明な点や今後に注目したい点はあります。

これで終わりではありません。

来週、気になる点を書こうと思いましたが

時が経つとまた放置してしまう可能性が高いので(笑)、

とりあえず、思いついたことを今のうちに書いておきます。

ざっと書いたので、あとでまた訂正するかもしれません。

 

<入試全体に関する不明な点>

1.出願変更制度は維持されるのか。

  現在の一般選抜には、特色化選抜導入前からずっと続く

  出願変更という制度があります。

  一度出願を締め切ったあと、発表された倍率を見て

  別の高校に1回だけ変更できるというおなじみのあの制度です。

  新しい入試(第一次選抜)は

  特色化選抜を廃止して一般選抜をリフォームしたような制度ですから

  これまでの一般選抜のように引き続き「出願変更」を認めるのか。

  認めるとして一般枠に出願する生徒にも特別枠に出願する生徒にも

  認めるのか。

  あるいは同じ高校で特別枠→一般枠というような出願変更も認めるのか。

  第二次選抜という名の「欠員補充入試」が復活したことで

  あるいは・・・という心配もしていますが、この点はまあ杞憂に終わると思います。

2.定員30%までという特別枠の配点は公表されるのか。

  特別枠は、学力検査+内申点+(面接、小論文、実技検査、自己表現のどれか)で

  総合評価すると言うことですが、

  今までの特色化選抜のようにそれぞれの配点のウエイトについて

  公表するのかどうか。

  まあ公表されたからと言っても(もともと一芸優先で採る枠ですから)意味がない

  という見方をする人もいるかもしれませんが、

  公表されないよりは公表されたほうがいいでしょうね。

3.一般枠と特別枠の出願時及び選抜時の関係。

  特別枠の入試を受けるかどうかという問題がありますから

  受験生が出願時にあらかじめどっちの枠で出願するかは

  決めておかないといけないのは当然の前提として

  特別枠で落ちた生徒が一般枠にまわって合格ということはあり得るのか。

  これもまあ、あり得ると考えるのが妥当ですが、

  「特別枠で合格しました」「一般枠で合格しました」と

  分けて発表されるなら「まわった」ことが分かりますし

  そうでなくごちゃごちゃで発表されれば分かりません。

  現行の特色化選抜でも、Ⅰ類、Ⅱ類と分けて募集し、発表も分けているところと

  そうでなくまとめて募集して発表もまとめているところがありますね。

  そのあたり、細かいようですが、2年目以降のことを考えると

  どのようにして合格できたかという情報は意外に重要な点に思います。

  特別枠で出願して不合格になった生徒がいたとしたら、

  その点はやはりはっきりさせておいたほうがいいでしょうし。

4.学力検査における傾斜配点があるのか。

  現行の一般選抜では一部の学科の一部教科について

  傾斜配点が認められています。

  また,現行の特色化選抜の学力検査では、

  どの高校・学科にも傾斜配点が認められています。

  新しい入試の学力検査ではどうなるでしょう。

  新入試の学力検査が今までの一般選抜の焼き直しなら

  ほとんどの高校で傾斜無しの100点×5教科ということになりそうですが、

  特別枠で学力に特化した選抜が出来ないわけですから

  普通科進学校は特色化選抜のような大胆な傾斜配点を要求してもおかしくありません。

  この点がどうなるのか。今のところは不明です。

 

<今後の進め方に関する注目点>

☆ それぞれの高校が特別枠を採用するかどうか、
  
またそれをいつまでに明らかにしてくれるのか。

  特別枠は定員の30%まで採用できるということですが、

  採用するかどうかはそれぞれの高校の判断に任されているため、

  採用しない(つまり普通の入試だけ)という高校も出るかもしれません。

  実際、普通科の高校はそうなっても不思議ありません。
  (まあ最近は普通科の高校も特色化で部活枠があることも多いですけど)

  今朝の朝刊(岐阜新聞/何と一面トップでしたね。さすが高校入試に強いと称する地元紙)によると、

  各高校の入試詳細は「来年夏までに」公表する予定とか・・・。

  つまりこれまで通りののんびりしたスケジュールで行くと言うことですね・・・。

  これにははっきり言って「おいおい」と思ってしまいましたよ。

  せっかくこうして新制度を早めに決めて公表したのに(ここまではすばらしかった)

  各高校がどういう対応をするかが来年夏まで決まらないのでは

  実際のところ受験生個人にとっては早く決まったメリットが無いも同然です。

  百歩譲って(譲る必要があるのかどうか知りませんが(^_^;))制度開始2年目以降は

  今まで通り、夏(7月末)の発表でもそれほど不満は出ないかもしれません。

  参考になる前年の例というものがありますから。

  しかし今回は全く新しい制度が導入されるわけです。

  各高校が特別枠を採用するのか否か、またその枠は何%か、

  採用するとしてどういう生徒を欲しているのか(部活や技能など)は

  来春までには公表してほしいと思うのです。

  配点や特別枠の試験内容はまあ譲って夏でもいいですから、
  (って私が妥協する必要なんて何にもないのですが(苦笑)。何を遠慮しているんだろう(笑))

  せめて上述した2点だけでも公表してあげるのが受験生への配慮というものです。

  繰り返しますが、ここがはっきりしないと早めに改革を公表した意味が

  半分以上無くなります。

  まあ高校側の都合も分かるんですよ。

  次年度いないかもしれない先生たちが前年度に入試の方針を決めちゃうってのは

  学校の現場としては受け入れられないことなんでしょう。

  しかし、せっかくここまで今までの岐阜県にはあり得ないほど

  早期に入試改革の流れが決まってきたわけですから

  今までのお仕事を無駄にしないためにも、もう一踏ん張りを期待したいです。

  来年は国体があって県関係の皆さんは忙しいでしょうから

  結論を先に延ばしてもあまり意味がありませんって(笑)。

  さっさと決めてくださいませ。

 

 

というわけで、まだまだ注目していかないといけませんね。

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