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2012年9月20日 (木)

大垣養老高校の説明会

行ってきました。
最初に一言で感想を言ってしまえば、
大変面白い(interestingな)ものでした。
 
今回の説明会には我々学習塾の人間が呼ばれました。
公立私立を問わず、こういった説明会の機会があれば
必ず参加させていただくようにしている私ですので、
今回、ご案内をいただいたときも迷わず参加するとお返事しました。
 
このサイトの「卒業生の進路」のページにも書いてありますが、
大垣養老高校には4年前に1人、塾生が進学しています。
もちろん、高校の場所は知っていますし
(件の卒業生が受験した年には、出願状況の掲示も見に行きました)
どんな学科があって、どんな入試制度で、どんな進路状況で、ということは
大枠では理解しているつもりでしたが
それはあくまでも書類上、あるいは伝聞での情報。
実際に伺って見聞してくるのとは全然違いますから、
校内の今の雰囲気を知る上でも大変貴重な機会だと思いました。
ちなみに,今日参加したのは全部で10塾ほど、20人くらいだったでしょうか。
たぶん案内はもっとたくさんの塾に送ったんだと思いますが、
参加がこの程度にとどまったというのは、とても残念です。
8月の「商業教育説明会」のときの記事にも書きましたが
公立高校がある意味「ルビコン川を渡って」我々私塾にアプローチをかけているというのに
それにのらないという選択肢は私にはあり得ません。
先述したように確かに我が塾からの進学者はひじょうに少ないわけですが
今後、塾生や保護者の皆さんからどのような形で相談を受けるか分かりません。
進路に関して知っておくことのためなら、万難を排して行きます。
特に今日は「行っておいて絶対によかった」と思える内容ばかりだったのに、とても残念です。
逆に言えば、こういうものに参加している塾か否かは
真剣に進学指導を考えている塾か否かを考える上でのバロメーターになりうると私は思っています。
 
道中の想定が甘く、現地到着がぎりぎりになってしまったため
他の人たちが入った東館の入り口でなく、
正面玄関から(堂々と?)入ってしまった私。
校内はちょうど掃除の時間だったようで、
廊下ですれ違う職員の方や生徒さんたちからの気持ちのよい挨拶に応えつつ、
何とか開始時刻までに東館の会議室へと滑り込みました。
 
最初は校長先生のお話。
続いて、学校の概要の説明・・・
通常、ここは教頭先生クラスの方が説明されるところ、
今日、説明してくださったのは生徒会長さんと会計さんという
2名の在校生でした。
たいへんはきはきした堂々たる説明で、サクサクと終了。
終わったときには自然と拍手していました。
その後、校内見学へ。
普通、校内見学というと
教室巡りをして授業の様子を見てまわるだけということがほとんどで、
授業を受けている生徒さんたちは当然我々が気になってしまいますから、
授業の邪魔だけしに来たみたいで
何だか申し訳ないなあということが多いのですが、
今日のは違いました。
各ポイントで、それぞれ在校生の皆さんが待ち構えていてくれて
施設や学習内容についての説明をしてくれたのです。
あれだけの充実した説明、段取りは大変だっただろうなあと思います。
(それだけに、もっともっと多くの塾が出かけて、力の入った彼らの説明を見るべきだったのにという悔しさが
 帰り道からじわじわ沸いてきたのですが。)
まず、会議室と同じ棟にあるコンピューター室から始まって
(PCに向かって実習中。ここではPCを使ったポスターデザインの作品も見せて貰いました)
介護実習の教室(2人組の生徒さんのてきぱきとしたクールな器具説明が印象的でした)、
その後は外に出て北側の別棟へ。
(先述したように私は正面玄関から入ってしまったため、ここで靴の履き替えで他の人たちを待たせたのは私です)
ここでは食品加工の実習現場を拝見。
実習中の様子のほか、熟成中の醤油やソースの樽
やっとできたという南濃みかんで作ったジャムの瓶も見せて貰いました。
(ここで説明してくれた生徒さんが最後にもう一度会議室に登場して、私たちに実習で作ったパンなどを配ってくれました。
 ありがとうございます。おいしくいただきました。)
再び外に出て、環境園芸科のエリアへ。
温室をいくつか巡ったのですが
それぞれの温室に生徒さんたちがいて、しっかり説明してくれました。
特に野菜の温室で説明をしてくれた彼は、同行者の間でも「話す内容がかっこいい」と評判に。
その後、生産科学科のエリアに入って
家畜や愛玩動物などの世話をする様子を見学。
全国的にも珍しい木曽馬がこの高校にもいると知って驚きました。
牛舎を案内してくれた彼の「自分の気持ちに正直だけど、でも前向き」な姿がよかったです。
 
最後に水田へ。
北側にひろがる広大な水田は、一昨日の豪雨で水没してしまったとか。
しかし1日で水は引いたので水田の稲は無事とのこと。
聞けば元々、この辺りは遊水池になっていて
水田部分は水没しやすいようになっているそうです。
(校舎やグラウンドや畑などは高いところなので大丈夫)
だから逆に広大な敷地が確保できたということらしいのですが。
そんな話も歩きながら先生から伺うことができました。
 
この行程、2グループに分かれて
10人ぐらいずつで見学していたのですが、
同行者からは説明役の生徒さんに対して質問する人もいて
彼らがあらかじめ用意していた「原稿」以外の話も
聞くことができたのがよかった思います。
見学中は、生徒さんたちはもとより、
会議室では神妙なご様子だった先生方も含めて
お会いした皆さんがとても明るかったのが印象的でした。
普段、穴熊的生活をしている(苦笑)私にとっては
太陽の下で活動する皆さんがとても眩しく見えました。
 
最後に直売所に案内されて、生産物を購入。
パンは木曜日にしか出ないと聞いて
私はメロンパンと抹茶クッキーを購入しました。
実はかぼちゃにも興味があったのですが
自分で料理しないので遠慮しておきました(苦笑)。
直売所(アグリくん)は平日午後3時から4時までの1時間営業だそうです。
私たちが行ったときにも、車で買いに来ていた人がいました。
直売所の横には男女別棟になっている寮(いぶき寮)。
遠隔地の子など30人ほどが生活しているそうです。
かつての名残で施設そのものには余裕があり
資格試験前の学習の合宿や、
クラスごとの宿泊研修の場としても利用されているとか。
遠くに行かなくても(お金もかけず)合宿できる場所があるっていうのは
便利だなあと思いました。
 
そんなこんなでいろいろまわって
3時過ぎに最初の会議室へ帰還。
見学に出かけるとき「1時間以上かかります」と言われて
「そんなにかかるものなのかなあ」と思いましたが
駆け足でざっと見てまわっただけなのに、
気がつけばあっという間に時間が過ぎ・・・
正直、もっとじっくり見ていろいろ話を聞きたかったくらいです。
と言って、じっくり見ていたら
いつまでも帰れなくなりそうですが(苦笑)。
教頭先生が「まともに見てまわったら半日かかる」と
言っておられましたが、その通りだなあという感じです。
 
会議室に戻って、3時半くらいから説明再開。
ここから来春の入試や進路に関する説明。

学校の今の姿を正しく知ってほしいという先生方の熱意はよく伝わりました。

 
今後の進路指導に適宜適切に活かしていく所存です。
 
午後4時10分頃、お開きに。
これだけ長時間にわたる高校説明会は
私の塾講師生活でもたぶん初めてというくらいのものでしたが、
その時間の長さを全く感じさせない充実した説明会に
心から感動しました。
(帰塾が遅くなったため、戻ってからの仕事が大変でしたが(^_^;))
改めて、先生方、職員の皆さまはもちろん
説明役の生徒さんや授業・実習中にお邪魔した生徒さん、
すべての学校関係者の方々に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
 
今日の夕方、授業に来た小学生には
買ってきたクッキーをさっそく試食して貰いました。
普段、「塾で菓子やジュースを飲みながら勉強しましょうね」なんてことは
天地がひっくり返っても考えられないウチの塾の「堅さ」をご存じの皆さんには
少々意外に思われるかもしれませんが、高校見学会のお土産ですから、今日は特別ですね。
私も食べましたが、彼らにもおいしいと評判でした。
明日来る小学生たちにも振る舞う予定です。
(中学生には土産話を振る舞います(笑))
 
というわけで、とても雑なまとめになりましたが
今日の大垣養老高校の説明会の報告記事はここまで。
もし、他の公立高校さんでも同様の催しをされる場合には
是非声をかけてください。
必ず参加しますので。
おそらく、今日来た塾の面々は行くでしょう。
 
・・・と、ここで書いても仕方ないかもしれませんが(^_^;)

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