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2013年3月12日 (火)

予想は難しい。

今日、岐阜県の公立高校入試を受けた皆さんの中には、
夜7時からテレビでやっていた解答速報を見たという人も
少なくないでしょう。
(ウチの塾生で出来が気になる子は、夜のテレビ放送を待たず、
 塾に来て答え合わせしましょうと毎年言っています。そのために今日も待機しておりました。)
毎年、入試の日の夜に放送されるその解答速報では、
最後のほうに「予想平均点」が示されます。
解答速報を見るような受験生(受検生)の皆さんにとっては、
自分の答えが合っていたかどうかがまず第一の心配事で、
次の心配事は他の子たちがどうだったか、
つまり比較的易しい問題で多くの子がすらすら解けたのか、
それとも難しい問題でうまく解けない子が多かったのか
という点にあるでしょうから、
「予想平均」という形でそれを示すことには大いに意味があると思います。
しかし、1日経てばいろんな受験生(受検生)から
直接、手応えなり自己採点結果なりを聴いて
それなりに予想できそうな平均点も
入試直後、生徒たちの反応を聴く間もほとんどなく
(番組の収録は、多くの受験生たちが家に帰り着いた夕方頃にはたぶん終わっているでしょうか)
問題を見ただけで予想するのは、大変難しいことだろうと思います。
番組を作っている皆さんもご苦労が多いことでしょう。
そういうご苦労に報いるためにも
やはり第三者の視点からスポットライトをあてる必要があるだろうと
勝手に考えました。
 
題して
予想は難しい!「予想」と「実際」平均の徹底比較!
私の手元にたまたま残っていた平成21年度以降の記録から
テレビの解答速報での予想平均点を拾って
県教委が後日発表した実際の平均点
(といってもこれも実は全数ではなくて10分の1とか20分の1の抽出調査なのですが)と比べ、
どれくらい当たっているのか(外れているのか)
検証してみることにしたわけです。
残念ながら平成22年度の録画はどこかに行きましたが
(多分消去したかと。まあ、他の年度もハードディスクの片隅にたまたま残っていただけなんですが)
平成21年度、23年度、24年度の3年分については
以下のように比較することができました。
 20130312
※県教委の発表した点数は、各教科の平均点を四捨五入しているため、
 5教科の合計が「合計点」の欄の値と一致しない場合があります。
 
上の結果を見ると、
やはり5教科合計の平均点の予想は難しいんだなあということが
改めて分かります。
各教科ごとに予想した点から算出するのでしょうから
各教科の予想のずれがそのまま積み上がってしまう感じです。
私も合計点の平均の予想なんてとてもできません(苦笑)。
そのいっぽうで、教科ごとに見ると、
ドンピシャに近い形で予想できているものもありますね。
理科とか数学とか。
もっとも、この2教科に関しては
出題傾向や難易度が安定しているのも
影響しているかもしれません。
理科も数学も問題形式が基本的に変わっていない上、
理科=安定して易しい/数学=安定して難しいという傾向も
変わっていませんからね。
いっぽう、国語の予想は「全くダメ」という感じですが、
教科特性的にも予想が一番しにくいのが
国語じゃないかと思います。
だから今年の国語がイマイチだった子がいたとしても、
解答速報の予想平均を見てさらに落ち込むのは
少し早いかもしれません。
予想はあくまでも予想ですからね。
自分を信じて結果を待ちましょう。
 
というわけで、この企画の目的は
「予想平均点で一喜一憂しなくてもいいですよ」というメッセージを、
受験生(受検生)の方々に発することにあったわけです。
ウチのサイト、ここしばらくは出願者数のこともあって
結構外部の方が見に来られているようですからね。
今日も結構アクセスがあったので、
その中には受験生やその保護者の方もいらっしゃるかなと。
まあ、中には同業者の方もいらっしゃるでしょうが(苦笑)。
実を言うとこのサイト、塾生にはあまり見られていません。
存在すら知らない塾生も結構いますから(泣)。
繰り返しますが、予想はあくまでも予想。
そんな見方もあるんだね、くらいにしておきましょう。
予想を放映した側も
そう深刻に捉えてほしくて予想しているわけではないでしょうから。

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