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2013年3月14日 (木)

内申書の転記ミス発覚というニュース(千葉県の話)

昨日、Yahoo!のトップにも掲載されていましたが、
千葉県で高校入試に関わる大規模なミスが発覚したようですね。
 
内申書転記ミス:我孫子市の中学校で 高校入試で不合格も
毎日新聞 2013年03月13日 21時55分(最終更新 03月14日 00時05分)
http://mainichi.jp/select/news/20130314k0000m040079000c.html
 
-引用開始-
千葉県の我孫子市教育委員会は13日、高校入試で使用された同市立白山中学校に在籍する3年生115人の調査書(内申書)に記載ミスがあり、うち16人が公立高校などの第1希望に最終的に合格していなかったと発表した。県教委は内申書の記載ミスがなければ合格していた受験生の数を精査中で、特例的な追加合格を検討している。本来なら不合格になる受験生の合格取り消しもしないという。(以下略)
-引用終わり-
 
記事によると、
1.我孫子市内のある中学校で
  生徒257人のうち115人で内申書の記載ミスがあった。
2.115人中、88人が実際の成績よりも低い内申点になり、
  最大で4点マイナス(千葉県の内申点は9教科45×3学年分=135点満点)だった。
3.24人が公立高校の前期入試で不合格。後期入試で9人合格したが、
  結局16人が第一希望の高校には合格できなかった。
    (千葉県は岐阜県より一足早く「特色化選抜」を廃止した後も
    「前期」「後期」と2回行う入試の仕組みを残している。)
4.記載ミスによって誤って加点された生徒もいる。
5.昨年3月に、当時2年生担任だった教諭が
  1年の成績を整理して転記するとき
  数学の成績を理科に、保健体育の成績を技術家庭に
  間違って入力したことが原因。
6.ある受験生の中1理科の通知表の評定が「5」だったのに、
  高校に送られた調査書の内申点が「3」になっていたことが
  受験生の保護者の入試関係書類の情報公開請求で発覚した。
というのが概略のようです。
 
今回は中学校側のミスということですが、
修正された内申点に基づいて、
高校側が以下のように入試の判定をやり直すとのこと。
(a) 内申点が間違っていたために不合格になった受験生を合格にする。
(b) 内申点が間違って加点され合格となった受験生の合格は取り消さない。
(c) (b)の受験生に押し出される形で不合格になった
  他の中学校の生徒の分も合否判定をやり直す。
 
かなり大がかりな話ですね。
関係する受験生の人数も相当数になりそうです。
今回のニュースは他県のことですが、
実は岐阜県でも、以前、
内申書の記載ミス高校入試の判定間違いがあったことは、
以前書いたとおりです。
入試そのものではありませんが、
中学校の通知表の記載ミスでしたら
かつてウチの塾生も経験しています(無事修正してもらいました)。
近年、通知表や調査書はいずれもコンピュータで管理されるようになり、
その結果、単純な入力ミスが誘発されやすくなったのかもしれません。
あるいは、手書きの昔からこうしたミスはあったけれども、
情報公開されなかった時代には発覚することもなかった、
ということかもしれません。
 
岐阜県でも、入試の得点情報や調査書は
受験生(受検生)本人に開示される仕組みがあります。
当然ながら合格発表後の請求になりますので、
 特に調査書は4月1日以後ですから、実際は入学後、通い始めてから開示請求する生徒がほとんど。 
 ちなみに入試の得点情報は合格発表後1か月しか開示されないので、さっさと聞きに行かないとアウト。
 これを勘違いしてかつて得点情報を聞きに行けなかった卒業生もいました。
 得点情報は合格発表のあと、春休みのうちに聞きに行くのがいいでしょうね。
 こういう制度設計はどうなんだろうという気はしますが。
不合格になってしまった子が、
その高校に得点や調査書の情報をとりにいくというのは
なかなか気が進まないことだと思いますが、
納得がいかない場合はこういう可能性もあるということを
心の片隅に置いておいていただければと思います。
今回も、(記事によれば)一人の生徒(の保護者)による公開請求によって
こんな大規模なミスが明らかになったわけですから。

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