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2019年9月23日 (月)

続・2019年春公立高校入試の平均点が公表されました。

前回の記事の続き。
9/20に県教委が発表した今春入試の結果分析について。
詳しいことは県教委のサイトのこちらをご覧くださいという話なんですが、
平均点が大きく上がった、つまり問題が易しくなったことが成績の分布にも表れているという話を少しだけ。
 
 
これが今春入試の5教科合計の成績分布(全日制のみ)。
なお全日制のみの平均点は325点と県教委は発表しています。全日制のみの平均点は前の記事に出ている全体の平均点よりも例年4~7点高い数字になっています。
 
2019年春(平成31年度)入試の総点の分布(県教委発表資料から)(赤・青は当方でつけました)
H31soutenbunpu
最も人数が多い階級が400~449という状態です。
さらに450点以上が7.8%もいます。
足し算すると400~500で28%以上。
クラスで10人以上が400点以上で、そのうち3人ぐらいが450点以上とったテストのイメージですね。

定期テストでもあまりないことかもしれません。

これだと中央値は325点よりもさらに高そうです。
 
 
ちなみにどの教科もほぼ例年並みの難易度であったと言っていい昨年はどうだったかというと・・・
(こちらも同じく全日制のみ。昨春の全日制のみの平均は311点だったと県教委は発表しています。)
 
2018年春(平成30年度)入試の総点の分布(県教委発表資料から)
H30soutenbunpu
ややいびつですが、まあごく普通の山型の度数分布という感じでしょうか。
そして450点以上が3.7%。
(これは今年とは逆に例年よりもやや少ない数字。つまり昨年春は最上位の点数がやや頭打ち傾向。)
 
というわけで、今春(2019年春)は昨春(2018年春)と比べて
450点以上の受検生が倍増しているんです。
(ただし、県教委のデータは20分の1抽出調査であることには注意してください。)
 
この度数分布と受検生の数で単純計算すると、
(抽出調査の度数分布と受検者数でかけた計算ですから正確でないことは百も承知の上で)
岐阜地区で200人以上、西濃地区でも100人以上、
450点以上の生徒が増加したような勘定になります。
(あくまでもイメージです。)
ここまで変わると、特に成績上位(で倍率が高め)の高校では、合格点がだいぶん上に動いたことでしょう。
例年だと、あるいは昨年だったら、この点数で合格したというイメージが通じなかったのがこの春の入試だったということです。
易しくなればたいていの生徒は点数が上がりますから、落ち着いて取り組んで実力通りの答案が作れれば基本的には心配は要らないのですが、満点は易しくても難しくても500点。天井は決まっています。上位の高校では高得点に受検生が集中というか密集しますから、少しのミスで合否が分かれることも考えられます。
果たして来春はどうなるでしょうか。

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