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2019年10月29日 (火)

【2020年春入試】岐阜県公立高校の募集定員が発表されました。

やっと出ましたね。
私の予想に反して(?)月末ギリギリを回避したのか、ここしばらくの慣例(水曜日付発表→木曜日新聞掲載・ネット上公表)を破っての月曜日付(新聞公表やネット上公表など実質的には火曜日)発表です。
さて、気になる2020年春(令和2年度)岐阜県公立高校の募集定員ですが、少子化の影響で全地区ともに削減されています。
以下の表は県教委が発表した「増減表」資料に加筆をしたものです。(青線、青囲みが弊塾加筆)
2020teiinzougen
 
 
まず西濃地区。
2018年度に+40されたものの2019年度は(なぜか)維持された大垣東(普通)が-40
これはまあ予想された範囲ですね。
むしろ2019年春に削減されなかった(かわりに大垣西が減らされた)のが、やや意表を突かれた感もありましたので。
結果的に東高の定員を「戻す」なら今年でなく去年でもよかった気もして、何か不思議な感じもします。
それから池田も-20
今春(2019年春)の定員割れの影響で削減の対象になったのでしょうか。
1クラス(40人)単位での削減にならなかった理由をいろいろ推測してしまいますが、憶測なので書くのは控えます。
他方、大垣北の定員は維持されました。
大垣養老と大垣工業のところを見てびっくりした人もいたと思いましたので注釈をつけておきましたが、両校は学科群の募集になったので書類上ああ書いてあるだけで定員は変わっていません
しょうがないんですが、こういうときはめんどくさいですね(苦笑)。
これで、西濃地区で1学年320人を維持する公立高校は、大垣北と大垣工業のみとなりました。
2021年春以降、どうなるでしょう。
 
Boshuteiin2020seino
 
 
次に岐阜地区。
ここしばらく旧市内普通科5校の定員は維持されてきましたが、とうとう岐山(普通)が-40
これも今春の定員割れの影響でしょうか・・・。
もっとも、大きく定員割れしていたのは理数科で、普通科の倍率は高かったんですよね。
もう何年もの間、定員割れした理数科に普通科第一志望の生徒が流れ込む結果が常態化していますので(つまり理数科第一志望の生徒ではずっと定員が埋まっていない)、そろそろ理数科の定員の見直し時期ではないかと思うのですが(大垣東の理数科は1クラス)、岐山の理数科は伝統もあり、なかなかそうはいかないのかもしれません。
結果的に理数科の定員割れの煽りを普通科が食らったような形に見えますが、昨年度の「進路希望調査」の段階では普通科も定員に届かない状態でしたので何とも言えないところです。
あと、普通科では羽島北、各務原、本巣松陽の3校も-40
これはここしばらくの流れ(倍率が高い旧市内普通科5校を避けての削減)を受け継いでいますが、羽島北は今春(2019年春)の倍率が高かったですからね。
意外に思った人もいたかも知れません。
羽島高校の定員が160人で、昨年度削減されたばかりでもあり、さらなる削減は学校運営上厳しいというのもあるのかもしれませんね。
普通科以外では岐阜各務野(ビジネス)が-20なのは、やはり今春の定員割れの影響でしょうか。
他方、わりあい安定した人気がある岐阜総合も-40の1クラス削減。
希望する受験生にとってはちょっとショックかもしれません。
総合学科では岐阜城北(総合)も-20ですね。
そんな中、最近人気沸騰気味の県岐商は定員を維持しています。
注釈をつけておきましたが、情報処理と流通ビジネスの間で定員のやりとりがあっただけで、県岐商全体の定員は変わっていません。
これも思うところはありますが、省略。
 
Boshuteiin2020gifu
  
 
他地区についてはコメントしませんが、どこも少子化の影響で削減、削減ですね。
-10や-8や-5という細かい定員の削減も目立ってきました。
今の高校数・学科数を維持しての定員調整がかなり難しくなっている様子がうかがわれます。
職業学科では「学科群」での募集校が増えて定員調整しやすい環境を整えつつあります。
来春から学科群を導入する各校ではいきなりの定員削減はありませんでしたが、今後どうなっていくか。
高校の統廃合が進行しない中、少子化はどんどん進みます。
前回の統廃合劇(大垣養老や海津明誠や本巣松陽や岐阜城北や岐阜各務野などができたとき)では近隣の高校の組み合わせで乗り切れましたが、今度はそうもいきません。
郡内に一つだけ、市内に一つだけという高校もありますので、統廃合は単なる教育の枠を超えた地域社会全体の問題にもなり得ます。
県教委も難しい舵取りが迫られるでしょう(というか今も既に迫られているんでしょうね)。
だからといって各種発表が遅くなりがちで力も入っていない様子の昨今の姿勢はいただけません。
少し前のような(岐阜県教委の従来と比べると)積極的な(とまあ評価してもいいかなーという)開示の姿勢への回帰と、その延長線上でのさらなる(要するに他県並みの)情報開示の推進を強く希望します。

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