高校入試をめぐって

2020年11月 8日 (日)

【2021年春入試】公立高等学校入学定員及び独自検査を含む選抜募集人員一覧

先月末に公立高校入試の定員が発表されたのを受けて、先週(11月4日付)には独自検査の募集人員もはっきりさせた表を県教委が載せています。
(弊塾現在テスト対策中で気づきませんでした)
独自検査の募集枠については、すでに7月末に「定員の何%」ということは明らかにされていますので、これは特に目新しい発表ではなく、全体の定員の発表を受けて改めて人数で示したというだけのことです。
 
以下に11/4付の県教委発表資料「入学定員及び独自検査を含む選抜募集人員一覧」(PDF)から全日制の分だけを切り取ったものを掲載しておきます。
当然ながら一番右の「独自検査を含む選抜募集人員」(いわゆる独自枠)はその隣の「入学定員」に含まれています(内数)ので、たとえば長良高校は全体の定員360人の中の18人が独自枠ということになります。
 

2021teiinshousai1 2021teiinshousai2 2021teiinshousai3 2021teiinshousai4

 

ところで、この資料の最後には県内全体の定員が示されています。
 
2021teiinshousai5
 
専門学科のある高校だけを見ると「独自枠大きいなあ」と思いますが(最大で定員の30%)、普通科を中心に独自検査を行わない高校も結構あります(し、普通科で独自検査をやっているところも特定の部活等の限定で枠がとても小さいことが多い)ので、こうやって県内全体の定員で見ると独自検査の枠というのはそんなに大きくないことが分かりますね。
全日制だけで見ると1780/13141ですから、13.5%ほど。
その昔(といってもまだ10年は経っていませんが)、「学校特色化選抜」で定員の半分をとっていた時代のことを思うと隔世の感があります。

2020年10月31日 (土)

【2021年春入試】岐阜県公立高校の募集定員が発表されました。

やーーーーーーーーーーーーっと出ましたね。
今年は月末ギリギリの発表でした。
10月発表と県教委自身が言っているのだから、別に月末ギリギリでなくてもいいのに。
 
(県教委の公立高等学校の入学者選抜制度Q&Aのページから)
  

 

以前も書きましたが過去にはだいぶん前に発表した年もあったんですよ。
これじゃ生徒たちに「課題は早めに」などと指導できませんよね(県教委の中の人には「先生」も多いはず)。
 


 
さて、気になる2021年春(令和3年度)岐阜県公立高校の募集定員ですが、少子化の影響でどの地区も(大なり小なり)削減されています。
ただ、基本となる表には学科再編や名称変更にともなう変更も増減として書いてあり、たとえば「大垣商業・総合ビジネス▲120/会計▲80/情報▲40」なんて書いてあるのを目にすると一瞬ぎょっとなってしまいますが、実際には大垣商業の学科が「ビジネス科200」と「ビジネス情報科40」に再編されただけなので、学校全体の定数(240)は変わらないのです(情報科はなくなってしまいましたが)
来年春は学科の名称変更がたくさんあり、同様のケースがあちこちの高校で見られるので、県教委もそれに配慮して実際に定員が減る高校とそうでない高校を一覧にしています(これは親切だ)。
以下はその県教委の発表した親切な文書(PDF)から。
 
Teiin2021full
 
で、特に定員が減る高校について抜き出したのが下のもの。
複数学科があるところや名称変更と定員削減の両方がある複雑な高校については、こちらが注釈をつけてみました。
(以下の文書の青線及び欄外の説明は当方による)
 
Teiinnsakugen2022
 
このあたりの発表文書については年々読み手に配慮して作られている感じが出ていることは確かなんですよね。
こういう親切設計は大いに結構なことなので今後も続けてほしいところです。
 
さて、今回の定員発表に関しての注目点は、何といっても
岐阜地区加納高校が▲40というところ。
毎年人気の高校が1クラス削減されました。
岐阜地区の方にとっては結構な衝撃ではないでしょうか。
あと、岐阜工業の▲30は3つの学科群から▲10ずつという減らし方が興味深いです。
定員はこれまで、多くはクラス単位(40人)で増減操作が行われてきました。
昨年までも▲5とか▲10という1クラス単位でない減らし方はありましたが、どちらかというと定員が多くない(=削減の余地があまりない)僻地の高校・学科がメインでした。
今回、岐阜工業でもこういう減らし方をしたということは、今後、これが専門学科の定員削減のスタンダードになっていくのでしょうか。
来年以降も注目してみていきたいと思います。
いっぽう、
西濃地区では海津明誠が▲30なんですが、
西濃地区の削減はここだけ。
近年の海津明誠の倍率や学校の場所を考えると地区全体への影響はあまりないと思われます。
 
なお、私立高校の定員(PDF)も同日発表されていますが、私立高校の定員は受験生にはあまり意味がないので(と書くと叱られるかもしれませんが実際そうで、定員を超える入学者になることも珍しくないので)、気にしなくてもよいでしょう。
  
さあ、高校の募集定員は確定しました。
公式発表ベースでの次の注目点は1月下旬の「進路希望状況」。
中3生の最後の進路希望調査の結果だけは例年、県教委が公式に発表しています。
(それ以前の調査結果については公式発表を頑なに?拒んでいますが)
今年はコロナ追試挿入による予定変更で公立高校入試が1週間早まりました。
出願期間もそれにあわせて早まっています。
ということは受験生の進路決定も早めないと間に合わないということになるでしょう。
だから1月の「進路希望状況」の公表も、最低1週間は早めないと何の役にも立たない可能性があると思われますが、県教委の対応は果たしてどうなるでしょう。
今日の記事の上のほうで「月末ギリギリ」発表をちょっと批判させてもらったのも、今年のこういうスケジュールを意識してのことです。
募集定員の公表は10月半ばでも10月末でも別に困る人はいないでしょうが、入試を早めているのに例年通りの「のんびり発表」をされたら受験生・保護者が困りそうな事例もあるということです。
この「進路希望状況」がまさにそれで、県教委が日程を早めたんですから、もちろんそれに対応した発表スケジュールにしてくれるものと思っています(し、他県のように最終回以外の進路希望状況(たとえば11月)も公式に発表すればこんなことで気をもむこともないのです)が、さて。

 

2020年9月24日 (木)

2020年春公立高校入試の平均点が公表されました。

遅かった(と私は思っている)昨年・一昨年よりもさらに遅い発表となりました。
4連休のせいでしょうか?
もっと早くにできあがっている文書なら、何もこの時期を選んで発表しなくても(苦笑)。
まあ今年の場合は来春入試の日程変更などもありましたから、仕方ないでしょうか。
 
それはさておき、気になる2020年春(令和2年度)岐阜県公立高校入試(第一次選抜)の平均点ですが(高校入試が終わって半年、受検生だった皆さんはもう気にもしていないでしょうから、気になっているのは塾屋ぐらいかもしれませんが)
296点。※)
これは去年(2019年春・平成31年度)と比べて24点も下がりました
 
国語は昨春(平成31年度(2019年春))が過去最高レベルの易しさだったので今春は下がって当然だったほか、
英語は現行制度で最も高い平均点(2019春)から現行制度で最も低い平均点(2020春)に大きく下落、
また数学3年ぶりに50点を割りました(数学は過去にもっと難しい年が何例もありましたので極端に難しくなったわけではありませんが)
さらにこれまで比較的易しいのが定番だった理科現行制度では最も低い平均点となったため、
5教科合計も現行制度になってから最低の平均となりました。
(上がったのは社会(+2)だけ)
昨春は「現行制度最高の平均」でしたから、まさにジェットコースターのような変化ですね。
以下、過去9年間の一般選抜・第一次選抜の平均点の一覧表です(一番下が今春の結果)。
(例年上げているテレビ解答速報との対照表はこちらのサイトへ)
 
Average2020resultofficialonly  
 
なお、県教委の発表する平均点等の分析は、全数調査ではなく20分の1の抽出調査です。
 
 
 
 
ところで・・・
 
※県教委は昨年の発表から全日制・定時制・連携型選抜を含めた受検生の「5教科合計の平均点」を発表していません(全日制だけの合計平均点は例年通り文書の中に書かれていますが、全日制だけの教科ごと平均点は例年掲載されていないため、上の表も全日制・定時制・連携型選抜を含めた平均点で統一されており、テレビの解答速報ほか、あちこちで見られる平均点も後者になっています)。
今年の発表でもそれを踏襲しています。
去年気まぐれでそうしたのではなく、これからはずっとこうなるよという宣言でしょう。
どういう意図かは分かりませんが(そもそも同じ文書の中に「全日制だけ」と「全日制・定時制・連携型」という2つの平均点が混在しているのもよく分からないのですが)、仕方がないので昨年の発表分からは当方で勝手に発表された各教科の平均を合計したものを「5教科合計の平均点」として記載しています。
そうでないと過年度の結果と比較できないからです。
よって本当の5教科平均とは微妙にずれている可能性がありますのでご了承ください。
本当に微妙にでしょうが。
 
 


 
それはさておき・・・
 
よそさまのことながら、この春のテレビ解答速報の予想平均はほぼズバリといっていい当て方でした。
(詳細はこちらのページで。)
予想は難しい」シリーズを始めて8年になりますが、平均点が前年とこれだけ大きく変わる中で予想を当てたのは初めてといってよい快挙でしょうか。
というのも、過去に一度ほぼぴたりと当てた年は実際の平均そのものが大きく変動していない年で、素人目にも予想しやすかったのです。
また、合計はほぼ当てているように見えても、教科ごとの上がる下がるの変化が読めていない(外している)年もありました(そういうのは「当てた」と言うより偶然「帳尻があった」と言うべきでしょうね)
今年の場合は上記のように平均が大きく変動する中、教科ごとの上がる・下がるの傾向も社会を除いて当てています(さすがに各教科の平均点そのものは多少ずれていますが)
こういう年は変動幅の見積もりが難しくなり、その結果合計も大きく食い違うことも珍しくありません。
そんな中、5教科(500点満点)で2点しか違わなかったのは「ズバリ当てた」といってもいいかもしれません。
 
「お見事でした」と一言申し上げておきます。

2020年9月16日 (水)

【2021年春入試】令和3年度岐阜県公立高校入試の日程が大幅に変更されました(3)

県教委も変更後の新しい日程をまとめています。
まずはそれを見ましょう。
 
Newschedule2021
 
次に、これにもとづいて私が作った日程表が以下の通りです。
県教委も訂正版の日程表を上の資料の次のページに作っていたんですが、それに気付いたのは下の表を作ってからという(^^;)
まあせっかく作ったのでついでに載せておきましょう。
中学校や高校の卒業式などは現在までに発表されているものをそのまま記載しています。
 
2021nyushischedule-0916kaiteiban
 
例年とは日程が大きく変わっているのがよく分かりますね。
「例年と違う」と言われたところで、中3生は当然ながら初めて高校入試を受けるわけですからピンとこないと思いますが・・・。
彼らにとって一番衝撃なのはやはりこれじゃないかな…
 
2021happyoumade
 
こっちはさあ大変です。直前対策の日程に余裕がないぞ。プランを練り直さないと・・・。
 
 
この記事は3本立てになっています。

 

【2021年春入試】令和3年度岐阜県公立高校入試の日程が大幅に変更されました(2)

3の高校入試問題の出題範囲の削減について
春先の長かった休校期間のため、ただでさえ中学校の授業スケジュールが厳しいなか、前の記事のように公立高校入試の日程が前倒しされ、かつてないほど早くなったという真逆の展開になりました。
これまで「出題範囲に変更無し」という態度だった県教委も方針を変更せざるを得なくなったようです。
 
以下は県教委発表資料から。
Shutudaihanihennkou2021
 
 
上の資料にもとづいて具体的に確認すると・・・
 
・国語は中3で新しく習う漢字が範囲から全て外れました。
(これ、入試対策の漢字プリント一部作り直しですかね・・・)
・数学は標本調査が範囲から外れました。
標本調査、入試問題の大問1の小問で1問出るか出ないかという内容ですから大きな影響は無さそうです。
・英語は中3教科書の最後のほう(HORIZONでいうとLet'sRead2、Let'sRead3ほか)の内容が範囲から外れました。
主要な文法事項は既に習い終えた後の部分ですので、これも大きな影響は無さそうです。
・理科も中3教科書の最後のほう(東京書籍の「科学技術と人間」「持続可能な社会をつくるために」)が範囲から外れました。
最近の全国の入試でちょこちょこ出ている内容も入っていますが、大きな影響はないでしょうね。
(ここ数年、入試直前対策で「出る」と予言しているアレは来春も出ないことが確定したので私は楽になりました(苦笑))
・社会は中3公民の最後のほう(東京書籍だと「さまざまな国際問題」)が範囲から外れました。
最近ホットなテーマのいくつかが入っていますが、この部分は「地理や歴史で習った内容」とも結構重なっていますので、この削減にどれだけの意味があるかは微妙な感じです。
 
一部の都道府県で見られるような大幅な範囲縮小にはなっていないので混乱は生じない範囲だと思います。
ごっそり削られた他県では入試傾向からがらっと変わることも想定されますが、岐阜県ではそういうこと(出題範囲変更に伴っての出題の大変化)はなさそうだということです。
 
 
いやあ、それにしても驚きました。
この段階で・・・
でも、この春の入試のようなとってつけたようなCOVID-19対応では、万が一感染者・濃厚接触者が大量に発生した場合に対応できない事態は考えられたんですよね。
だからとらないわけにはいかない対策だったというのは理解します。
しかしこの日程で戦う中3生はいろいろ可哀想ですね。
特に入試→発表の期間の長さには驚き桃の木山椒の木でした。
 
次の記事で、変更後の入試日程をまとめた表を掲載します。
 
 
この記事は3本立てになっています。

 

【2021年春入試】令和3年度岐阜県公立高校入試の日程が大幅に変更されました(1)

いやあ、びっくりです。
ここに至って岐阜県教育委員会(県教委)は、
来春(2021年春/令和3年度)の岐阜県公立高校入試の日程を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者等への対応を盛り込むためとして大幅に変更
れにともなって他県で見られるような入試の出題範囲の縮小まで決定し、発表しました。
 
県教委いわく、
 
新型コロナウイルス感染症の罹患者又は濃厚接触者となったため第一次選抜の本検査を受検できない生徒の受検機会を保障する観点から、追検査の対象拡大などの措置を講じますのでお知らせします。
 
とのことです。
 
つまり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者や濃厚接触者を対象にした追検査を、
第一次選抜の中に入れて行うために、日程を大幅に変更したというのです。
 
 

 

 
以下、まずは県教委が発表した概要資料から。
 
Nyushischedulehenkou2021
  
まず、1と2について。
来春入試の日程発表、例年よりもすごく早かったんですが、その最初の発表が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について何も考えていないものだったんですよね。
で、どうするのかな?今春(2020年春)と同じように泥縄式にあとから第一次選抜の枠外に追検査を入れるのかなーとじっと見ていたのですが、県教委は6月の段階でも変更はないという態度だったのです。
ところがここにきて、もともとある追検査(インフルエンザ患者対象)を活用してCOVID-19感染者・濃厚接触者を救済しようという制度設計を考えてきたわけです。
しかし、COVID-19患者は健康観察期間が長い(通常2週間)ので、このままの日程では「追検査をどうぞ」と言われても受けられません。
本検査の数日後という今までの追検査の日程では、実施日までに快復していないか、快復していても(そもそも発症していなくても)2週間の健康観察期間を過ぎていないため、感染拡散防止の観点から外出できないという事態が考えられるからです。
そこで、第一次選抜の本検査から合格発表までの期間を大きく広げ、健康観察期間を過ぎてから追検査が受けられるような余裕を作ったわけです。
 
これがその日程変更の詳細。県教委の資料からとってきたものです。
 
 Nitteihenkoushiryo2021
 
これで2週間の健康観察期間を経てもCOVID-19感染者が追検査を受けられるようになり、それはそれでよかったのですが、その結果、
本検査を受けた生徒は入試のあと合格発表まで2週間以上(18日間)待たされることになりました。
 
2021happyoumade
 
大学入試(国公立大学の二次試験)でもここまで待たされるところはないでしょう。
はっきり言えば、ちょっと異常な長さです。
もちろん、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかってしまう可能性は誰でもありますから、「コロナにかかったらどうしよう、かかっていなくても濃厚接触者になって受検できなくなったらどうしよう」という不安は、どの受検生(受験生)も抱える大問題です。
その点で、COVID-19の感染者・濃厚接触者も第一次選抜の枠内で追検査が受けられる、つまり本検査を受けた他の子たちと同じ日に合格発表を迎えられるというのがよかったのは間違いないのですが、いっぽうでこれだけ長い発表待ちは受検生(受験生)にとっては大変苦痛であろうと思います。
これだけの待機期間、私も経験がありません。
 
どう待ったらよいのか。
問題は発表が待ち遠しすぎるだけではありません。
入試日程そのものが前倒しされています。
  
前倒ししないとCOVID-19に対応した追検査を行う日程的な余裕が作れなかったためでしょう。
岐阜県の公立高校入試は大昔から公立中学校の卒業式の後に行われるものでした。
この3月3日という入試日は、現時点の発表では中学校の卒業式よりも前になります。
岐阜県公立高校の一般入試の日としては、記憶にある限り過去に前例のない早さではないでしょうか。
また、それに伴って出願期間も1週間早まっています。
ということは学校の最後の進路相談も早めないと願書や調査書が整わないということにもなるかもしれません。
となると1月の学年末テストなどの日程はどうなるのでしょう。
大垣市の中学校卒業式は今のところ3/5に予定されているかと思いますが、これは第一次選抜(学力検査)の翌々日。
中学校としてはひじょうに過密な日程になります。
今後、中学校の日程にも影響が及ぶ可能性はありそうです。
 
3については次の記事で。
 
 
  
この記事は3本立てになっています。

2020年7月31日 (金)

【2021年春入試】各高校の入試実施概要が発表されました。

来年度(2021年春・令和3年度入試)の各公立高校の入試実施概要が今日(7/31)、県教委から発表されました。
いやあ、今年は日程ぎりぎりの発表でしたね。
今日、新聞にもウェブサイトにも掲載されていなかったら、県教委に問い合わせでもしようかと電話に手がかかる5秒前くらいでした(それは大げさ)。
 


 

まず今朝の朝刊各紙を見て掲載されていないのを確認。
これは「7/31に発表したもん!」と言いながら(言ってるかどうか知りませんが)8/1朝、新聞紙上に載る(そしてその後ネット上にも掲載)というパターンかなとも想像しておりました(期限を「守った」と言い張れるもっとも遅い発表パターン)
今年はその手を使うのかと少し油断していましたところ、午後になって県教委のサイトが更新されているのを発見いたしましたよ。
まあ新聞に明日載るのはその通りなんでしょうが。
 
ちなみに昨年は7/29(月)の発表でしたので、2日遅れということになります。
今年は新型コロナウイルス感染症関連で県教委もお忙しいのかもしれません。
忘れられていなかっただけマシと考えることにします。
  
この「入学者選抜の実施概要」というのは、
・合否判定のとき、内申点と学力検査(当日の試験)の点数をどれくらいの比重でみるのか
・独自枠でどれくらい、どういう生徒を、どういう方法でとるのか
などについて各公立高校の態度を明らかにするもので、7月末までに発表することになっています。
 
毎年書いていますがそもそもこのスケジュール設定自体が遅い!来年春の入試の大事な部分ですよ!本当に遅いですよね!今年はいろいろあって仕方が無いとも言えますが、例年遅いんです。そういうスケジュールになっているんですね。これはぜひ改善していただきたいところです。高校見学でどこに行くか決める前に決めるのが筋だと私は思います。つまり6月の発表が当然ではないかと思うのです。
 
詳細は県教委の入試情報のサイトに上がっている各種PDFファイル(実施概要一覧とか独自検査の選抜要件一覧)をご覧になればよいかと思いますが、ざっと見たところ(すみませんが西濃地区と岐阜地区しか見ていません。弊塾に関係ありそうなのはこの2地区だけですので)岐阜・西濃地区の実施概要で目立った変更はないようです。
とりあえず内申と当日点の比率を変えた高校は、西濃地区と岐阜地区では見当たりませんでした。(私の目が節穴だった場合にはぜひご連絡ください・・・)
細かく見ていくと、ごく一部の高校で独自枠の定員が少しだけ変わっているようですね(私は岐阜農林の独自枠が5%拡大されているのを発見しました)
独自枠の選抜要件(独自枠に出願する資格のある受検生が書いてある)までは見る暇がありませんでしたので、このあたりの異同のチェックは週末にでも・・・。
 
現在、弊塾は夏期講座まっさかり。
明日からは学校も夏休みというので、もちろん朝から講座をやります。
そんなこんなでこの記事もどうにか上げましたという感じなのです。
転記して間違いがあってもいけないので、今年も昨年のように県教委発表資料から岐阜地区・西濃地区の第一次選抜の部分だけとりあえず切り取ってここにも貼っておきます。
先ほども述べたように、岐阜地区・西濃地区の高校に関しては、第一次選抜の概要に変更点はほとんどないようです。
 
Jisshigaiyouichiran2021gifuseino
 

2020年6月29日 (月)

【2021年春入試】令和3年度岐阜県立高等学校入学者選抜要項

【注意】2020年9月16日、岐阜県教育委員会は新型コロナウイルス感染症対策を講じるとして2021年春(令和3年度)公立高校入試の日程を大幅に変更しています。これは変更前の記事です。
変更後の日程はこちらの記事をご覧ください。
 
 
昨年よりも10日ほど遅い公表でしょうか。
まあ骨格は既に発表されていますので目新しい内容はないのですが。
この春(2020年春)の入試で泥縄式に緊急追加導入された新型コロナウイルス感染症対策追検査は、この要項には盛り込まれませんでした。
来春(2021年春)には状況が変わっているかもしれないと思ったのでしょうか。
新型コロナウイルスに感染した受験生(で追検査までに隔離が解除されない生徒)はどうなるんだろう。
まあ政府の感染者に対する対応も変化をしていますので、来春までには感染者への措置も変わっているのかもしれませんが・・・。
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次の公式発表は7月末の各高校の実施概要・独自検査の選抜要件ですね。
ここで来春入試の第一次選抜の内申点と当日点の比(3:7とか4:6とかいうアレですね)が明らかにされ、独自検査に出願できる生徒を部活などでの実績で具体的に示します。
制度も安定してきたここ数年はほとんど変わっていないものではありますが、細かく見ると高校によっては一部変わっている場合もありますから、当然チェックが必要です。
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2020年6月23日 (火)

公立高校の高校再編・統合は令和11年度(2029年度)から本格化か?

新型コロナウイルス感染症対策のドタバタで、それに関する学校の動きばかり(休校がどうなる夏休みがどうなる行事がどうなる入試がどうなるといった具合に)追っていたので読んでいませんでした。
(クリックすると県教委の掲載ページに行きます)
 
これ、毎年春に県教委から出ているんですよね。
年度末に出てくるので「令和元年度」版は令和2年3月に作られています。
令和3年度入試での学科再編とか県外募集の話は既に出ている内容ですが、この先の高校再編についての記述もありました。
 
 ・・・今後の県内高校入学者数は、令和 10 年度までは1万7千人から1万8千人で大きくは変化しない見込みであることから、当面は、再編統合を行うことなく活性化の取組を継続することで学校の小規模化に対応していくこととする 。
 しかし、令和 11 年度以降には、急激な生徒数の減少が見込まれることから、令和6年度からの5年間を計画期間とする県の次期教育振興基本計画の策定に向けては、活性化策の成果を十分に見極めながら、県立高校の在り方についての方向性を定める予定である。 
 
12月の県議会での教育長の答弁(「県立高、当面再編せず」2019.12.13の記事参照)をなぞった形になっていますが、それがちゃんとした公文書になって出てきました。
令和11年度(2029年度)の高校入学者というのは現在(2020年)小学校1年生の子たちです。
このサイトをご覧の方で小学校1年生のお子さんの保護者さんがもしいらっしゃったら、お子さんが高校受験するときには岐阜県の公立高校が(かなり大規模に?)再編される可能性があるということです。
(この春の小学校入学が臨時休校でスタートした大変な世代が、9年後には高校再編の荒波もかぶるということですね・・・)
 
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逆に言えば、小学校2年生以上のお子さんについては「そういうことはない」と県教委は「約束」しているわけですが、数年先に無くなることが決まっている高校に入るというのも寂しいものですから、影響が皆無というわけにもいかないでしょう。
いずれにしろ、数年後からは噂レベルの話でなく真剣にというか公式に高校再編の話が徐々に明らかになってくるでしょうから覚悟が必要です。

2020年6月16日 (火)

岐阜県の公立高校入試は日程も内容も予定通り。

【注意】2020年9月16日、岐阜県教育委員会は新型コロナウイルス感染症対策を講じるとして2021年春(令和3年度)公立高校入試の日程を大幅に変更しています。これは変更前の記事です。
変更後の日程はこちらの記事をご覧ください。

 

今朝の中日新聞から。
ネットに記事が上がっていないようだったので、今日は紙の新聞記事からの引用です。
 
476912  
  
今朝(2020年6月16日)の中日新聞・岐阜県版から。
 
現在の中学三年生が受ける高校入試について、県教委が現段階では出題範囲や実施時期を変更しない方針を決めたことが同教委への取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休校による学習の遅れは、夏休みの短縮や行事の縮小で取り戻せると判断したという。
・・・・・・
学習支援課の坂井和裕課長は「もし感染の第二波が来て再び休校となった場合は、変更の可能性もある。あくまで現段階で、予定通り学習過程を終えられるという前提での判断」と話した。
 
既に文部科学省は高校入試の出題範囲などで柔軟な対応をするように通達を出していて、入試が早い時期(2月)に行われる東京都立高校の入試は出題範囲を大幅に狭くすることがニュースで報じられていましたが、
都立高校入試 5教科で出題範囲狭める決定 コロナで学習に遅れ | NHKニュース
岐阜県は現時点ではそういう対応はしない、何も変えないということですね。
ちなみに記事にあるように東京都立高校入試の出題範囲は随分大胆に削られていて、英語から関係代名詞が除かれ、数学からは三平方の定理が除かれ、理科から力学的エネルギーが除かれという具合に重要な部分がごっそり消えてます。特に英数の出題は苦労しそうですよね。岐阜県はどうするのかなと少し気にかけていたのですが、変更なしという決定をしたという話です。
岐阜県の日程では中学校の卒業式のあとに公立高校入試ですから、卒業までに学習内容が終わらないという事態にならない限りすべての内容から出題できるわけですので、現時点では妥当な判断かなとは思います。
ただ、本当にぎりぎりに終わっては(特に塾に通っていない)受験生は大変ですから、そんなことはないと思いますが(例年、英語・数学はこのあたりの学校の授業も多少は余裕がある印象です)
もっとも、記事にもあるように今後再び休校となれば、場合によっては卒業式を延期して授業を消化するという事態も起こり得ますので、いろいろ話が変わってくるかもしれません。
これまた少し前の中日新聞の記事で大垣市教委が「第二波が来て再び休校することになったら冬休みの短縮や卒業式の延期を考える(逆に言うと今のところは考えていない)」と市議会で答弁したという話もあります。
  
県内でもまたぽつぽつと感染者が出ています。
今は第二波だとか再休校だとかはないことを真剣に祈りたいです。
塾としては第二波が来れば再びオンライン授業に戻れる構えはしていますが、子どもたちからするとこれ以上の休校は修学旅行等、現時点では延期すれどもどうにか実施する予定になっている行事も危うくなる最悪のシナリオですからね。
早く収束してほしい、その一言に尽きます。

より以前の記事一覧